AllcityMachomanDisc(フラットバー)ドロハン化への道②

カスタマイズ

さすが4月。うんざりするほどの強風が続き、なかなかサイクリングができません。

しかしながら、サイクルショップに預けていた愛機のドロップハンドル化が完了したので、結果として強風続きでサイクリングが楽しめない合間を有効活用できました。

以前投稿した下記の記事に続く内容となりますが、思いのほかスムーズに事が進んだので、レビューも兼ねてお話ししようと思います。

MachomanDisc(フラットバー)をドロップハンドルへ

AllcityMachoman Discにコーナーバーを取り付けている画像
コーナーバーを付けていた頃

これまで私はAllcityMachomanDiscのフラットバーVerに、Surlyのコーナーバーというハンドルを取り付けて、セミドロップのような状況で利用していました。

しかしどうも長距離移動では疲れてしまうので、より気兼ねなくサイクリングを楽しむためドロップハンドル化しようと思い立ったのが今回までの経緯です。

コーナーバーも握る箇所がたくさんあるので、疲れにくいよう工夫することはできますし、手軽にドロップハンドルらしくカスタムできるのは非常に魅力的です。

ただ私の場合は前回の記事にも書いた通り、つまるところは「ドロップハンドルを使ってみたい」ということです。(笑)

今回のドロップハンドル化に伴うカスタム内容

・ハンドルをSurly「CornarBar」→VeloOrange「Dajia Far Bar」へ
・ブレーキレバーをCane Creek「Drop V BrakeLevers」へ
・シフターはMicroShift社のMTB用バーエンドシフターを取り付け
・ブレーキ、シフターのケーブルアウターを「シマノ」→「日泉」へ
・ステムを100mm→80mmへ

主なカスタムは上記の通りです。
そのほか、ついでにブレーキの音鳴りやホイールの振れチェックも依頼しました。

コーナーバーを使っている時点で結構「低くて遠い(ギリギリ)」という感覚だったので、やはりドロップハンドル化する場合はステムの変更も必要かチェックした方が良いです

私はステムを20mm短くしましたが大正解でした。
100mmのままだと確実に遠くて後悔していたことでしょう。(笑)

カスタム金額は…合計約38,000円!

今回はバーテープ、ハンドル、ブレーキレバーを持ち込んで、バーエンドシフターやケーブル類、ステムはショップの在庫またはお取り寄せでご対応いただいています。

まずショップで取り寄せていただいたパーツ代や、工賃などを諸々含めた金額は約20,000円、そして自分で入手したハンドル、ブレーキレバー、バーテープは約18,000円程度でした。
これらを踏まえてハンドル周りのカスタムにかかった費用は合計約38,000円ほどです。

ステムは取り急ぎ安価なものをつけていただきましたが、全て含めてこの価格でしたので、個人的には丁度よくコストを抑えられたという印象ですね。

SRAMの純正ブレーキレバーだけでも左右で20,000円弱だったと思うので、そう考えるとお得にカスタムできたなと感じます。

【感想】ドロハンは使い心地◎・バーエンドシフターはフリクションが良さげ

Allcity Machoman Discをドロップハンドル化した後の画像
コーナーバーとは似て非なるアイテム

ハンドルやシフター、ブレーキ周りを変更してから合計100km弱は走ったでしょうか。
ここまで乗ってみて1つ感じるのは、やはりドロップハンドルにするとブラケットの位置的に以前よりも上体が起き、さらにステムを短くしたおかげで大分乗りやすくなったということですね。

コーナーバーよりも、かなり自然に体重をかけることができるので腕の疲れも感じにくくなりました。
ドロップハンドル化に関しては今のところ満点、もしくはそれ以上かなと思います。

下ハンを握ることで空気抵抗を軽減したり、悪路でも走破性が向上したり、疲れた時にテーブルに寄りかかるような体制になったりもできるのでかなり使いやすいです。

VELOORANGEのDajiafarbarは在庫切れが続いていますが、中古品を購入してでも取り付ける価値はあったと思っています。もちろんCaneCreekのブレーキレバーも全く問題ありません。デザイン性も好みです。

Microshiftのバーエンドシフターはフリクションモードが調子良い

MicroShift社のバーエンドシフターについては、カチカチとした感覚が分かる「インデックス」と無段階の「フリクション」に切り替えられるようになっているので、最初はインデックスモードで乗っていました。

しかしどうもギアの入りが悪く、最終的にはトルクが緩んで勝手に重いギアに入っていくようになってしまったため、無段階で切り替える「フリクション」へ変更
フリクションモードに変更した理由は、インデックスモードのままトルクが緩まないようにきつく締めると、レバーがかなり重くなってしまうためです。

フリクションタイプのシフターは、自分の加減でレバーを倒してギアチェンジをするので最初は慣れが必要ですが、社外製シフターを取り付けるならフリクションの方が調子が良かったりします。
私の場合はフリクションに変えてから、ギアが飛んだり上手く入らなくなるようなことは全くなくなりました。

そもそも今時バーエンドシフターにすること自体、人によって好みが分かれるところかと思いますが、私自身はすべてを含めて、より愛着の湧く自転車になったなと感じています。

AllcityMachomanDisc(フラットバー)のドロハン化は結構簡単

AllcityMachomanDiscのフラットバーVerをドロップハンドル化は、純正のコンポが付いている場合は本来、SRAMApexの純正ブレーキレバーに変えるだけで済むようです。

私の場合は知識がなかったために各パーツを寄せ集めてドロップハンドル化をしましたが、結果としてコストも抑えられたので非常に満足しています。

そろそろ春の強風もおさまっていただきたいところ。
素敵なカスタムを経て、良いシーズンを迎えられそうです。

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