機能性が高いバックパックで有名なGREGORY(グレゴリー)。どうやら同社が販売している「Padded case(パデッドケース)」という商品が、サドルバッグの軽量化にも役立つそうなんです。
とある自転車YouTuberさんが、そのパデッドケースをなんと自転車のサドルバッグとして利用しているということで、私も試してみたのでレビューしようと思います。
私の場合はフロントバッグに入れていた工具類を移して荷重を分散させたいと考えており、なお且つパデッドケースは中古でも綺麗な商品が入手しやすいので使ってみることにしました。
サドルバッグにも使えるGREGORYの「Padded case」という商品
上記画像が「Padded case(パデッドケース)」と呼ばれる代物です。
通常の用途としては、バックパックのショルダー部分に取り付けて小物入れに使います。
また、サイズは現在Sサイズ、Mサイズ、Lサイズがあるようです。
パデッドケースの裏側にショルダー部分へ取り付けるためのベルトが上部と下部の2か所についており、これがサドルのレールに密着させて取り付ける際にもピッタリとのこと。
詳細は以下より、私が購入したパデッドケースの画像を使ってご紹介しますね。
今回サドルバッグ(工具入れ)として購入したパデッドケース
そもそもなぜサドルバッグにパデッドケースを使うのかということなのですが…
- 安く入手できる
- なおかつ質が高そう
- 「とりあえず」フロントバッグの容量を空けたかった
- サドルの下に隠れるので影が薄い
これらが主な理由になると思います。
というのも、現在私はハンドルにSURLYのモロコバーを利用しており、それに伴って専用のフロントバッグを取り付けているんですね。
さらに、頑丈なチェーンロックやチューブ、Co2ボンベ2本、ライト、アーレンキーなどもフロントバッグに入れているので容量に余裕がなく、ハンドルも重いというちょっとした悩みがありました。
サドルバッグは遠出以外ではあまり使いたくないし、フレームバッグはボトル2本の携行が難しくなる。さてどうしたものかと考えているときに、今回の情報を発見したのです。
話を戻しまして、今回はパデッドケースをフリマサイトにて約2,000円で購入しました。
状態も良いですし結果として良い買い物ができたと思います。
シンプルでアウトドアらしいデザイン、そしてしっかり固定できるタイプのベルト。
このベルト部分はパデッドケースのモデルによって形状が異なるようなのですが、私はサドルバッグでも使われていることが多い、ベルトを通してマジックテープで止めるタイプのものを選びました。
Sサイズ相当のパデッドケースに入れた物
太いタイヤを履かせているためチューブは大きくて入りませんでしたが、Co2ボンベ2本(16gと25g)、タイヤレバー3本、インフレーターがぴったり入りました。
Mサイズ、Lサイズは手にしたことがないのでサドルに取り付けられるかは不明ですが、軽量化という観点ではSサイズのパデッドケースに最小限のものを入れるのは選択肢としてあっても良いなと感じます。
携帯工具類を入れた時の中身はこのような感じです。
パデッドケースの生地と作りがしっかりしているので安心感があります。
上記画像は携帯工具を入れてチャックを閉めた画像。コロンとして可愛らしくなりました。
遠出をする時はパデッドケースをサドルから外して、大きな荷物が入るサドルバッグにそのまま入れてしまえばよいので便利です。
サドルバッグの代わりにパデッドケースを取り付けてみた
パデッドケースを取り付けました。この手のコンパクト型のサドルバッグは恐らくみんなそうなのだと思いますが、取り付け時は狭いサドルレールに小さいベルトを通す必要があるので、少しだけ面倒ではあります。
しかし今回パデッドケースに入れているボンベやタイヤレバーは私にとっては必需品で、一度取り付けてしまえば外すことはあまりないので、個人的には問題ないかなと思います。
主張が控えめでとても可愛いですね。個人的には気に入りました。
長距離を走る時にはやはり大きめのサドルバッグは必要ですが、普段運動がてらプラプラと走る時はこれで十分です。
サドルバッグなどの軽量化にGREGORYのパデッドケースという選択肢
専用の工具入れや小型のサドルバッグを買おうと思うと、格安なものは耐久性に難があったり、デザイン性の良いものは値が張ったりします。
お試しで小型のサドルバッグを使ってみたい方や、用途が決まっている方、費用を抑えたいにとっては使ってみる価値はありそうです。
パデッドケースを取り付けてから何度もサイクリングに出かけていますが、ガタつく・外れるといったことは一切ないので、役目は十分に果たしてくれていると感じました。